過去の秀句

過去の秀句

過去の秀句一覧に戻る

2021年6月

福井番傘川柳会

最終更新日 2021.6.28

6月の秀句

ありし日が傾いてくる通知表

美恵子

ネクタイを付ける男は切り替わる

國夫

ありがとうその一言が言えなくて

國夫

敦賀番傘川柳会

最終更新日 2021.6.28

6月の秀句

善し悪しを聞いて大人の耳になる

晴美

巣ごもりで空気読むのが下手になる

敏子

刈られても踏まれても草伸びてくる

孝一郎

鯖江番傘川柳会

最終更新日 2021.6.28

6月の秀句

緩やかな時間リボンの髪飾り

邦子

柵を断って見上げる空の青

公造

相思相愛しっかり尻に敷いている

公造

三国番傘川柳会

最終更新日 2021.6.28

6月の秀句

お金では買えぬ命の持ち時間

きみ子

あやしいと思う動きも歳の所為

まりこ

結び目が緩み始める倦怠期

登喜雄

武生番傘川柳会

最終更新日 2021.6.28

6月の秀句

初夏の風梅の匂いを運ばせる

和子

相傘の雫が肩に点てんと

あや湖

弱点にそっとかぶせておく帽子

幸子

大口をたたいた背なに負けを見る

妙子

今立番傘川柳会

最終更新日 2021.6.28

6月の秀句

被災地に汗水流す自衛隊

田甫

幸先がいいね行く手に虹架かる

澄子

一輪の花を咲かせた知恵の汗

栄子

大野番傘川柳会

最終更新日 2021.6.28

6月の秀句

照りつける日射しへ元気スニーカー

加代子

握り箸口出し出来ぬ孫の守リ

悦郎

風の音あんたが呼んでいる様で

恵美子

金津番傘川柳会

最終更新日 2021.6.28

6月の秀句

町内の絆区長が太く締め

田甫

任三郎主役のままでそっと逝き

長雄

一休み抜け殻になる日向ぼこ

優美子

居酒屋を出れば萎んでゆく野心

良一

みやざき番傘川柳会

最終更新日 2021.6.28

6月の秀句

闇雲に走り続けて妻は逝き

利行

少年の澄んだ瞳にあるいい予感

榮子

全体を支える足に感謝する

みつ子

若狭番傘川柳会

最終更新日 2021.6.28

6月の秀句

正座するくつ下だって耐えている

信用を重ね商い続けられ

えつ子

川柳の森で愉快な友に会う

正子

県民川柳会

最終更新日 2021.6.28

6月の秀句

孫の声元気を入れた宝箱

快生

だんなうっかり妻しっかりでいい夫婦

一二

また一句調子に乗った日の一句

弘明

大関川柳会

最終更新日 2021.6.28

6月の秀句

冷蔵庫掃除で出たよ期限切れ

信子

ごめんなさい粗末な言葉走りすぎ

幸子

湯煙りの中で楽しみ噛みしめる

ふじ子

お問い合わせバナー

川柳ばんば」誌の紹介

川柳ばんば」誌

1冊 600(税込み・送料別)

年間購読の場合、送料は弊社が負担します。

振込先

郵便振替 00700-1-169
「番傘ばんば川柳社」あて

購読希望月を明記のうえお申込み下さい。
同人や会員、誌友の句と各大会の案内、入選句等を掲載しています。
もちろんあなたの「投句」も活字になります。お子様やお孫さん、友人・知人にお見せください。