2020年11月
福井番傘川柳会
最終更新日 2021.1.7
12月の秀句
泣いていた真冬を知っている時計
由紀子
死に顔のやさしさ何の差だろうか
洋介
臨時二ユース今日徘徊の父帰る
洋介
敦賀番傘川柳会
最終更新日 2021.1.7
12月の秀句
靴下へ親が叶える子等の夢
照恵
終い風呂ゆっくり入り伸びる足
和子
新年に向かい気ばかり焦る日々
敏子
鯖江番傘川柳会
最終更新日 2021.1.7
12月の秀句
神さまのご加護ほしいと待つ地球
さよ子
大丈夫いつでもそばに居るからね
啓子
切りそうで切らぬ女の長電話
いく枝
三国番傘川柳会
最終更新日 2021.1.7
12月の秀句
へそ繰りの在り処を椅子は知っている
恵美
胸板へぶれぬ押す手が賜杯抱く
光行
寂しさの心を癒すシンフォニー
憲司
武生番傘川柳会
最終更新日 2021.1.7
12月の秀句
計画を悔いるひとりのかくれんぼ
和子
予報は晴れだけれど傘を持って出る
百合子
かくれんぼあくびこらえて待っている
あや湖
小さいが喜び拾う日々暮らし
妙子
今立番傘川柳会
最終更新日 2021.1.7
12月の秀句
育成の苦心に迷う飴と鞭
田甫
感性をみがき育てる天才児
さち子
自分史に大人であったためし無し
澄子
大野番傘川柳会
最終更新日 2021.1.7
12月の秀句
お歳暮はじいちゃん好きな酒二本
恵美子
年賀状ひとこと添えがあたたまる
美枝
また来たの若きナースは笑顔よし
勉
金津番傘川柳会
最終更新日 2021.1.7
12月の秀句
老い二人つぎの世出会う星を決め
良一
惚れたのは借金無しの一戸建て
年江
何度でも出直してくるチョコレート
優美子
長年の妻かな朝のノーメイク
繁一
みやざき番傘川柳会
最終更新日 2021.1.7
12月の秀句
人は生く出会いと別れ繰り返し
典子
感動の拍手渦巻く競技場
典子
頂点に立つと忘れる人の恩
文子
若狭番傘川柳会
最終更新日 2021.1.7
12月の秀句
別れ道右か左か迷う足
みつゑ
食欲の秋へ野菜も太り出す
明
寝たふりをしている枕よく動く
正子
県民川柳会
最終更新日 2021.1.7
12月の秀句
酔うほどに大きくなった話声
孝夫
振り向けばエールを呉れる冬の海
悦子
葉牡丹が並び今年を振り返る
美恵子
大関川柳会
最終更新日 2021.1.7
12月の秀句
休会