2019年12月
福井番傘川柳会
最終更新日 2020.1.17
12月の秀句
理科室の骸骨夜に息をする
洋介
立葵きりり私は逃げないよ
由紀子
何をてんぷらしたかは明かさない
洋介
敦賀番傘川柳会
最終更新日 2020.1.17
12月の秀句
幕下ろす秘密兵器はシュレッダー
秀子
支えてるつもり電話の番をする
陽子
我が人生予定通りでなかったな
敏子
鯖江番傘川柳会
最終更新日 2020.1.17
12月の秀句
まっすぐな目で訴える温暖化
啓子
終活がせわしくなった傘寿越え
繁一
百までも生きて市長とする握手
繁一
風花へ気の向くままに生きている
峰隆
三国番傘川柳会
最終更新日 2020.1.17
12月の秀句
地味な色あるから派手が目立ちます
節子
いつまでと知ること出来ぬこの命
千代子
クレヨンが自由に夢を描いている
直美
武生番傘川柳会
最終更新日 2020.1.17
12月の秀句
カレンダー吊す祈りを深くして
和子
母さんが笑うと家族みな笑う
幸子
「まだ」と「もう」行ったり来たり古希の坂
絹子
今立番傘川柳会
最終更新日 2020.1.17
12月の秀句
落丁をまだ埋められずもがいてる
栄子
お手玉を夢中にさせる童唄
玲子
充電と思えば生きるロスタイム
澄子
大野番傘川柳会
最終更新日 2020.1.17
12月の秀句
報恩講鐘はひびくがテレビ観る
清一郎
香港へ小言大言する北京
芳竹
アルコール渋柿人も甘くなる
由利子
金津番傘川柳会
最終更新日 2020.1.17
12月の秀句
揉めごとを収め見上げる丸い月
田甫
この仕事継いでくれるか目に涙
雲苑
追加することしか知らぬ母の愛
良一
みやざき番傘川柳会
最終更新日 2020.1.17
12月の秀句
病室に寝息聞きつつ林檎剥く
典子
飾らない暮らしの中で信じ合う
榮子
選ばれた命返すまで輝こう
榮子
若狭番傘川柳会
最終更新日 2020.1.17
12月の秀句
働ける両手しっかりボランティア
明
真心の値段がつなぐ客の足
前田 和子
ある時は波と問答して暮れる
秀水
県民川柳会
最終更新日 2020.1.17
12月の秀句
母の手に静かに眠る子の寝顔
照子
知らぬ間に他人の傘を持っている
一二
免許返納口車にも乗りません
雅之
大関川柳会
最終更新日 2020.1.17
12月の秀句
月だって事情いろいろ七変化
和子
いつの日か無人機械が農を継ぐ
ちえ子
どこまでも欲の追加が止まらない
とよ子