2019年9月
福井番傘川柳会
最終更新日 2019.10.31
10月の秀句
天才の絵は逆さでも誉めている
一歩
蜘蛛の糸に掴まっている私達
由紀子
指切りの指から順に売りました
暁美
敦賀番傘川柳会
最終更新日 2019.10.31
10月の秀句
何かあるやけにちやほやする夫
さかゑ
心にも腹にも解ける甘い菓子
春美
みそ汁とご飯で今日が点火する
照恵
鯖江番傘川柳会
最終更新日 2019.10.31
10月の秀句
口にせぬ事も聞いてる母の耳
和代
九回を完封白い歯を見せる
繁一
ノーベル賞喜び滲む記者会見
君代
どうしても味方に欲しい敵がいる
純子
三国番傘川柳会
最終更新日 2019.10.31
10月の秀句
百歳で咲かせて見たい恋の花
五十二
十キロの米さえ持てず老いを知る
榮子
AIの可愛いい声につい返事
まりこ
武生番傘川柳会
最終更新日 2019.10.31
10月の秀句
いい旅だったよ妻よありがとう
和子
定年の夫の笑顔美しい
幸子
おはようの声すがすがし通学路
絹子
してみたいドラマのように狂う恋
妙子
今立番傘川柳会
最終更新日 2019.10.31
10月の秀句
論じれば私の五感刺激する
栄子
女装だが男らしいと目撃者
田甫
離れ住み絆はもろくなってゆき
澄子
大野番傘川柳会
最終更新日 2019.10.31
10月の秀句
家族の輪ピンチの時に箍しめる
由利子
変しいと書いてもわかるラブレター
逸子
猫なで声次ぎ出る言葉要注意
智恵子
金津番傘川柳会
最終更新日 2019.10.31
10月の秀句
免許返納少し不安を抱いている
繁一
好い夫婦時どき立場入れ替える
清成
見られてる立場を知っているパンダ
長雄
みやざき番傘川柳会
最終更新日 2019.10.31
10月の秀句
体調を孫は優しく聞いてくる
喜美枝
あの日から遠い二人になりました
富士雄
恙なく咲きて散り際ふと想う
富士雄
若狭番傘川柳会
最終更新日 2019.10.31
10月の秀句
腹の虫治まらなくてコップ酒
えつ子
年頃になった娘の虫封じ
俊江
一寸の虫にも命燃える音
明
県民川柳会
最終更新日 2019.10.31
10月の秀句
明日は明日考え歩む人生路
悦子
石段を見事に染める紅葉の葉
美恵子
お隣りの垣根彩る彼岸花
照子
大関川柳会
最終更新日 2019.10.31
10月の秀句
気付いたが立場が違う言わんとこ
ふじ子
世の流れ老いの立場もスマホ波
時子
気楽にと過ごしているが砂時計
とよ子