2018年9月
福井番傘川柳会
最終更新日 2108.10.5
9月の秀句
休会敦賀番傘川柳会
最終更新日 2108.10.5
9月の秀句
ゆらゆらとすすきのように生きる技
和子
花一輪わたしの城が満ちてくる
さかゑ
偽物の方がきらきらよく光り
孝一郎
鯖江番傘川柳会
最終更新日 2108.10.5
9月の秀句
手帳2冊ふたつの顔を持つ女
吉範
敗れても今度につなぐ夢がある
いく枝
達成感味わいたくて尻叩く
喜代治
三国番傘川柳会
最終更新日 2108.10.5
9月の秀句
落ち葉踏むロマンティックなベレー帽
光行
図星だが忘れるもんかその痛み
チエ子
名産を手に故郷へ向かう靴
節子
武生番傘川柳会
最終更新日 2108.10.5
9月の秀句
決断を促したのは母の愛
美代子
家捨てる覚悟は5分あればいい
洋介
抱きしめた髪の香りにしばし酔う
裕介
今立番傘川柳会
最終更新日 2108.10.5
9月の秀句
透明になるまで何色が足りぬ
栄子
大家族賄う母の腕が鳴る
澄子
只今と縋りつきたい母の胸
静枝
大野番傘川柳会
最終更新日 2108.10.5
9月の秀句
幾千の秋波送れど遠い春
芳竹
おいしい秋職も体も実ってる
美枝
ユニークに人生生きて今がある
澄子
金津番傘川柳会
最終更新日 2108.10.5
9月の秀句
内気だと繰り返されてさてどうか
清成
売る家のことさら赤く実る柿
美紀子
変わったな受け身になって頼る母
静子
みやざき番傘川柳会
最終更新日 2108.10.5
9月の秀句
寝食を忘れて熱く語り合う
榮子
運命の糸がもつれる椅子の位置
百合子
間引かれた苗も大樹の夢を抱く
百合子
若狭番傘川柳会
最終更新日 2108.10.5
9月の秀句
肩書が取れる気楽な軽い靴
志津子
誘われるふたつ返事の軽い靴
せつ子
出来立ての軽い言葉に乗らぬ靴
岩本和子
県民川柳会
最終更新日 2108.10.5
9月の秀句
想い出を拾って歩く里の道
照子
騙されて開き直って咲かす花
初枝
筋書きがなくてここまで生きた幸
初枝
大関川柳会
最終更新日 2108.10.5
9月の秀句
売ることも捨てられもせず本の山
孝代
売るほどにあっても着たい服がない
かおり
傷ついた胸を他人は遠慮せず
政枝