2018年7月
福井番傘川柳会
最終更新日 2108.8.6
7月の秀句
牡丹散るまだ償いを終えぬまま
美枝子
覗いては駄目です今は散るところ
暁美
研ぎ汁が澄んでくるまで話し合う
由紀子
敦賀番傘川柳会
最終更新日 2018.8.6
7月の秀句
感動で見届けている蝶の羽化
操
火の国のおんなと添うた日の火傷
陽子
朝イチの明るい記事に背を押され
秀子
鯖江番傘川柳会
最終更新日 2018.8.6
7月の秀句
妻が居る平和の厨雨の音
吉範
百歳のペンが自由を謳歌する
峰隆
軽い罪綺麗な言葉嘘をつく
吉範
生きていた子らの姿に国が湧く
峰隆
三国番傘川柳会
最終更新日 2018.8.6
7月の秀句
ここだけの話と言って喋り出す
登喜雄
佛にも鬼にもなって看る介護
恵美
難聴もかすかに解るほめことば
富貴子
武生番傘川柳会
最終更新日 2018.8.6
7月の秀句 あじさい川柳大会
この群れに従う免許返納書
和子
結び玉こんなに脆いものだっけ
妙子
直球にとっても脆いわたしです
美代子
今立番傘川柳会
最終更新日 2018.8.6
7月の秀句
捨てられず溜めるばかりで肥満体
さち子
太い釘打つ追伸にある気迫
好太
せかされて誤動作起こすのん気族
すみ子
大野番傘川柳会
最終更新日 2018.8.6
7月の秀句
欲出して期待ばかりで今ひとつ
清一郎
乳のみ子にはや期待する親父馬鹿
淳一
自由席隣は誰か空けて待つ
悦郎
金津番傘川柳会
最終更新日 2018.8.6
7月の秀句
覗くなと書くから覗く塀の穴
長雄
子の夢も挫折も混ぜて洗濯機
良一
友からの字も絵も踊るカモメール
優美子
みやざき番傘川柳会
最終更新日 2018.8.6
7月の秀句
驚きの事件が上げる視聴率
照子
信念を曲げぬ石頭の矜持
照子
夕暮れて家族がそろう感謝膳
照子
若狭番傘川柳会
最終更新日 2018.8.6
7月の秀句
詰め放題女の意地も入れておく
えつ子
濡れるのは覚悟で入る傘の中
亮
一日の無事に感謝し入る床
まきよ
県民川柳会
最終更新日 2018.8.6
7月の秀句
青春を道で落とした忘れ物
雅一
あと一句脳が黙って動かない
一二
二つ三つたたいて撫でる西瓜売り
和郎
大関川柳会
最終更新日 2018.8.6
7月の秀句
趣味多彩どれから足を洗おうか
和子
雰囲気がまだ覚めやらぬ旅三日
幸子