2018年5月
福井番傘川柳会
最終更新日 2018.6.4
5月の秀句
よろこびを草葉のかげの母にまず
憲範
使い捨てですよとビルは人を吐く
洋介
キラキラを吐き出しながら草燃える
暁美
敦賀番傘川柳会
最終更新日 2018.6.4
5月の秀句
着想は同じ没句と入選句
孝一郎
怖いのは地震雷火事おんな
陽子
コンビニが出来てひとつの街になる
春美
鯖江番傘川柳会
最終更新日 2018.6.4
5月の秀句 つつじ大会
幾つもの無駄を味わいまだ未完
信雄
悩むより挑戦しろと誘う友
文子
支え合う二人の影が美しい
照恵
蛇行して川は男の深い思慮
洋子
ビー玉も宇宙も入れてあるポッケ
いく枝
川柳に出合って五感光り出す
悦郎
三国番傘川柳会
最終更新日 2018.6.4
5月の秀句
合格に身体ぜーんぶお祭りだ
まりこ
母の顔見上げ頷くなみだ髪
千代子
熱の子へ寝ずの介護も母の愛
恵美
武生番傘川柳会
最終更新日 2018.6.4
5月の秀句
いい記憶ばかり詰めたい紙袋
美代子
広野の隅にそっと立ってる石仏
あや湖
半分は許していない長い文
絹子
嘘かくす穴にどっさり砂かける
美代子
今立番傘川柳会
最終更新日 2018.6.4
5月の秀句
命運を風に任せて根付く葦
田甫
泣きボクロ武器にしたのか玉の輿
好太
濡れるにはまだまだ遠い間柄
栄子
大野番傘川柳会
最終更新日 2018.6.4
5月の秀句
はるばると旅の玄関メンソーレ
逸子
人を読む玄関前か本音かを
正富
入社式終えて気が付くミスマッチ
勉
金津番傘川柳会
最終更新日 2018.6.4
5月の秀句
労災と言えずロボットフル稼働
長雄
無駄話愉快になった主婦の椅子
幸枝
姦しい老化話題の喫茶店
実子
みやざき番傘川柳会
最終更新日 2018.6.4
5月の秀句
煙ったい父が毅然と居た昔
榮子
窯変は神が仕立てた彩でした
富士雄
優れてる部分を伸ばす名コーチ
榮子
若狭番傘川柳会
最終更新日 2018.6.4
5月の秀句
太陽の匂う子供の歯が白い
亮
新芽吹く老樹も負けておれぬ春
平一郎
向かい風半熟たまご抱いてます
明
県民川柳会
最終更新日 2018.6.4
5月の秀句
姿見にこの日の笑顔二つ咲き
快生
すぐ揃う電話ひとつで古い友
宏繁
ない袖を振って弾んだ若返り
初枝
大関川柳会
最終更新日 2018.6.4
5月の秀句
気のゆるみある時ロスが顔を出す
時子
悩ましい時間ロスです恋心
かおり
今がいい時間よとまれ風と生き
時子